正しい食習慣を形成するため、2010年からプルムウォンが進めている「健康な食べ物教育事業」は、子ども・大人・シニアを対象とする生涯周期別の教育課程で構成されています。私たちが食べている食べ物がどこからどのようにして送られてくるのかを知り、自らの意思で健康な食べ物を選ぶことができる力を養います。また、子どもに正しい食習慣を身に着けさせることで、健康的な食生活の実践はもちろんのこと、すべての国民の健康寿命の延伸に寄与します。
対象 | 区分 | 事業 | 目標 | 2019年実績 |
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子ども(6歳~13歳) 未就学児 小学生 |
習慣形成教育 | 子どものための健康な食べ物教育 | 子どもの頃から健康な食べ物に対する理解を深めることで、正しい食習慣を形成する教育プログラム |
開催回数:1,162回 参加者数:26,920人 |
大人 (20歳~40歳) |
行動形成教育 | 大人のための健康な食べ物教育 | 子どもに対して食に関する指導を行う保護者、栄養士、保育士、大学生を対象とする教育プログラム |
開催回数:155回 参加者数:4,073人 |
シニア (60歳以上) |
シニアのための健康な食べ物教育 | 高齢者の食生活を改善することで、健康増進を図る教育プログラム |
2つの村 村の食卓:110回 食生活教育:10回 健康生活教育:23回 |
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グローバル | グローバル食文化教育および伝播 | グローバル向け健康な食べ物教育 | 国、地域における栄養不足問題の解決に寄与 |
アフガニスタンに豆腐工場設備の設計完了 アフガニスタンで豆腐の試作品5種を開発 |
プルムウォン財団の環境教育事業は、「正しい掃除教室」と「正しい水環境教室」で構成されています。「正しい掃除教室」では、子どもが遊び感覚で掃除を楽しむようにすることで、隣人と環境を大切にする心を育みます。「正しい水環境教室」では、人間の身体と地球の大部分を占める「水」を大切にし、環境を保全するための方法について分かりやすく、楽しく学べるよう、体系的に教育を行います。
対象 | 区分 | 事業 | 目標 | 2019年の実績 |
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未就学児 (6歳~13歳) |
習慣形成教育 | 正しい掃除教室 | 子どもの頃から掃除する習慣を身に着け、健康的な生活を実践するための教育プログラム |
開催回数:533回 参加者数:13,449人 |
小学生 (11歳~13歳) |
認識変化教育 | 正しい水環境教室 | 水環境保全の重要性や水資源の節約を実践するための教育プログラム |
開催回数:100回 参加者数:2,514人 |
プルムウォンの従業員の体系的なボランティア活動を支援するため、2009年7月に設立した「ロハスデザイナー」ボランティア団では、地域社会が必要とする活動を行っています。プルムウォンでは、ボランティア活動時間を正規の勤務時間同様に認める、「ボランティア活動の勤務時間認定制度」を導入し、従業員のボランティア活動を積極的に支援しています。
プルムウォンが運営する、韓国初のキムチ博物館である「ミュージアム・キムチ間」は、子どもや外国人、多文化家庭のためのキムチ学校プログラムを提供しています。参加対象に合わせてプログラムの内容を構成することで、参加者のキムチの対する理解を深めています。2019年には合計7,397人がキムチ学校プログラムに参加しました。
協力企業と共に共生・協力を実現し、感謝の気持ちを伝えるための、プルムウォンの代表的な同伴成長プログラムである「ベストパートナーズデー」を2019年3月に開催しました。「プルムウォン・ベストパートナーズデー」は、プルムウォンの協力企業をお招きして感謝と激励の気持ちを伝えるうえ、プルムウォンの事業の方向性とビジョンを共有するとともに、持続可能な成長を成し遂げるための決意を確かめ合う懇談会です。2007年に初めて開催され、2019年に13年目を迎えました。「プルムウォン・ベストパートナーズデー2019」は、プルムウォンの戦略購買室の主催で、協力企業こそがプルムウォンの誇りでありパートナーであるという意味を込めて、「Proud of U(you)」をテーマに開催しました。プルムウォンは、協力と声援を惜しまなかった協力企業のおかげで、韓国を代表する「健康な食べ物」、「ロハス企業」として成長することができました。プルムウォンは、今後も協力企業と共に、韓国のみならず世界中から愛されるグローバルロハス企業として成長できるよう、全力を尽くしてまいります。
プルムウォンでは、人と自然の持続可能性を高めるため、日常生活の中で簡単に実践できる方法を盛り込んだ動画を制作し、従業員と顧客の他の様々なステークホルダーに提供しています。「人のために、地球のために2019」キャンペーンでは、1編「持続可能性」、2編「植物性タンパク質」、3編「動物福祉」の3つのバージョンで動画を制作しました。人と地球のための持続可能性を確保するための努力は決して難しいことではないことを伝えるこちらの動画は、YouTubeからご覧いただけます。プルムウォンでは、今後も持続可能性の価値と重要性を訴え続け、広く浸透させるよう努めてまいります。
持続可能性編
人間と自然の持続可能性を確保するための日常的実践を提案する内容で、2019キャンペーンのオープニングに当たります。マイタンブラーを使うこと、植物性タンパク質を食べること、動物福祉製品を使うことなど、日常生活の中で簡単に実践できる方法を紹介します。
植物性タンパク質編
植物性タンパク質を通じて、人と地球のための持続可能性を簡単に確保できることを示します。お肉の代わりに植物性タンパク質食品である豆腐を食べるだけでも、二酸化炭素の排出量削減につながるという内容を盛り込んでいます。
動物福祉編
「動物が幸せになってこそ、みんなも幸せになれる」というメッセージを伝え、動物福祉の重要性を訴えます。 プルムウォン食品では2028年までに、販売するすべての食用卵を100%動物福祉卵に変えていく予定です。
プルムウォンのキャンペーンは、子どもの頃に身に付いた食習慣が一生の健康につながるというメッセージを通し、健康な食べ物の価値を広めるための公共広告から始まり、地球のための持続可能な価値を伝えるキャンペーンへと進化しました。
自然の味を活かした健康な食べ物
+ 子どもの頃に身に付いた食習慣が一生の健康につながります。
+ 栄養バランスの取れた211食事法の実践
バランスの取れた一食
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